3. 錯視の世界を体験する
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3-1. 錯視が生み出す不思議な空間
エイムズの部屋(歪んだ部屋):正しい奥行きの手がかりが得られないために大きさの恒常性が働かない。小さな網膜像をそのまま知覚できる。 錯視を利用した壁画は古代ローマ時代から。
日本にも奥行き手がかりによる錯覚を利用した建築物
3-2. 再解釈する視覚
3-3. 様々な錯視図形
幾何学的錯視:図形の模様の大きさや角度が誤って知覚される現象。19世紀から多く見出されてきた。 フィック錯視(水平垂直錯視):長さの錯覚。垂直方向が水平方向に比べて過大視される視空間の異方性を反映すると考えられる。(横向きでも生じるのでこれだけではない) 角度や方向の錯視
斜塔錯視:遠近感のある写真を複製して2枚並べると傾きが異なって見える。遠近法的な手がかりを誤解釈することで起こるとされる。 明るさの錯視
明るさの対比:中心の灰色の領域が、白に囲まれると暗く見え、黒に囲まれると明るく見える。知覚される明るさは周囲のコントラストの影響を強く受ける。 アンダーソン錯視:対比図形に連続する模様を加えると、図版が手前と奥に分離し、明るさや色に強い錯視が生じる。 図形が動き出して見える錯視:メカニズムは完全に解明されていない。動きを検出するニューロンが縦横方向のエッジによって偏った反応をするためとか、常に微動している眼球と網膜像を適切に働かないためとか